ころさんです。
飾り原稿用紙を知っていますか?
インク沼の人なら誰もが見たことがあると思うんですけど。
中には「普通の原稿用紙とどう違うの?」と思う人も多いはず。
実はこの原稿用紙、色んな意味でこだわりが強い。です。
美しい飾りの原稿用紙ってだけではないんです。
例えばこういう所。
-
デザイン一つ一つにカッコいい名前がある
-
マス目の形が違う
-
日本文具大賞2016デザイン部門グランプリ受賞
ちなみに、自分は公式Twitterコミュニティの「あたぼうステーショナリー使用者会」のメンバーです。
個人的には、株式会社あたぼう様の商品の裏話情報が流れてくるのが好き。
今回は自分が感じた飾り原稿用紙の魅力について紹介します。
(若干マニアックな事が多めかもしれない…)
この記事を読むと飾り原稿用紙の事が詳しくなり、インク沼の仲間との話のネタになります。
「飾り原稿用紙が気になる!」人が、購入するか検討できる情報も載せてあります。
自分が特に感じた3つの魅力が目次の通りです。
とにかくSNS映えする!
飾り原稿用紙の最大の特徴はなんといってもSNS映えする所です。
どうですか?字はあまり得意ではないですが、何か綺麗に見えません?
ちなみに使用している飾り原稿用紙は碧翡翠です。
「字が汚くて自信がない…」という人でも、飾り原稿用紙に書いて写真を撮れば、美文字に見える不思議。
書いている時は「何かイマイチだなー」と思っていても写真を見ると全然気にならない。
飾り原稿用紙マジック…
飾り原稿用紙の美しい装飾は、額縁に飾ったような効果をもたらしているのかもしれません。
インク瓶とガラスペンや万年筆を並べて置けば、もう立派な作品です。
これ朝活書写のハッシュタグを付けて投稿しているのですが、ほとんどフォロワーがいなくても毎回10いいねくれます。
しかも株式会社あたぼう公式Twitter様にいいねやRTを頂けます…!
朝活書写している方々は暖かい交流をしてくれますね…!
よって、飾り原稿用紙はインクや万年筆などでSNS交流を深めるきっかけになると思います。
名前がカッコいい
この飾り原稿用紙のデザインの名前は「蔓葡萄」と言うんです。
「ぶどう」じゃないんです。
「蔓葡萄」なんです。
カッコいい。
難しい漢字にホイホイしてしまう元厨二病の方も、現在進行形の方も興奮気味になるでしょう。
その他にも「碧翡翠」「櫻花眺」などなど。
(正直、正しい読み方分からないので知ってる方がいたらTwitterでこっそりと教えて下さい!)
難しい漢字はちょっと文豪っぽさ・インテリ感が出る気がする。
書きやすさ重視でマス目があえて正方形ではない
普通の原稿用紙は正方形なのですが、こちらは長方形なんです。
自分は、株式会社あたぼう様の公式Twitterで「長方形なんです」教えてくださったことで気づきました…
せっかくなので長さを測ってみました。
横は約10mm。
縦は約8mm。
約2mmの差がありますね。
※飾り原稿用紙20×10サイズは約8mmの正方形です。
株式会社あたぼう様の公式Twitterによると「正方形マスは書きづらいため、横長の長方形にした」そうです。
正方形だと字と字の間が離れすぎて書きづらいと、飾り原稿用紙の監修者がご指摘なさったみたいです。
原稿用紙のJIS規格に合わせていないので、その辺り気にする人は注意かも。
(趣味で楽しむ分には全く問題ないですけどね!)
日本文具大賞デザイン部門グランプリ受賞したのも、こういう細かい所をこだわっているからなのかもしれませんね。
余談:イベントで披露されたゴッドハンド
Tono&Limsさんのイベント参加時に、株式会社あたぼう様のブースで直接お話する機会がありました。
ブース担当者の方、おおよそ飾り原稿用紙100枚の束が分かるという。
これには理由があって、その時ちょっとしたイベント限定企画やってたんです。
飾り原稿用紙ビュッフェという1回1000円でできる企画。
さらに飾り原稿用紙を100枚以内に収める事ができたら、商品オマケにプレゼントしてました。
その時、参加者に「あ、まだまだ原稿用紙取っても大丈夫ですよ!」とか「もうギリギリですね」とかアドバイスしてました。
原稿用紙の束を持った感覚で。
どうやら企画をやっていくうちに感覚を覚えてしまったみたいです。
人間の感覚ってすごいな…
まとめ
今回は飾り原稿用紙の魅力を3つに絞って紹介しました。
-
額縁のような美しい装飾でSNS投稿が楽しくなる
-
原稿用紙一つ一つのデザインの名前がカッコイイ
-
書きやすさ重視であえてマス目の大きさを変えている
飾り原稿用紙は日本文具大賞2016デザイン部門グランプリ受賞しています。
つまり歴戦の文房具マニアにとっても良品な訳で。
皆さんも飾り原稿用紙をぜひぜひ手に入れてみてくださいね。
「ためになった」と思ったらSNSでこの記事を拡散していただけると嬉しいです。
ではでは