ころさんです。
インク沼の皆様、お待たせしました。
インク徹底レビューのお時間です！
このインク徹底レビュー記事も4記事目となりましたねー
今回紹介するのは、この『SHIKIORI 仲秋』。
結論を言うと、意外にも紙によって違う表情見せてくれます…
実物を見てもらいたいぐらい。
写真ではもったいないですね。
これから買おうか迷う人、スペックが気になるマニアックな人にも満足できる内容だと思います。
今回はセーラー万年筆の『SHIKIORI 仲秋』を7種類の紙で試してみました！
パッケージはこんな感じ
和の上品なパッケージですね。
いかにも高級そうな感じ。
新しい高級旅館のロゴみたいな。
大切な人へのプレゼントに良いかもしれませんね。
インク瓶はこの形。
Tono&Limsさんのインクとほぼ同じサイズの高さ7cm。
小さいのでコレクションしやすくて良いですねー
瓶のふたの触り心地が程よく気持ちいい。
ツルツルではないけど、サラサラしている感じ…
プラモで言えばツヤ消しをかけたような…
今回の7種類の紙
今回使う7種類の紙はこちら。
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巴川トモエリバー
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三善トモエリバーS
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バンクペーパー高砂プレミアム
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OKフールス
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パスピエクリーム
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コスモエアライト
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ライトフォース
山本紙業さんのおかげで、このインクレビューができているっていっても過言ではない。
もう少し色々な紙を買っておけば良かった…
巴川トモエリバー
手帳によく使われているトモエリバー。
手帳に書くとこんな感じ。と思っていただければ。
基本的には夜空のように濃い紫ですね。
夜空といったらこの色だなーって想像する人も多いはず。
普段使いにもピッタリな色なので、万年筆に入れて手帳用に自分は使ってます。
あと、所々黄色くフラッシュしていますねー！
まさに夜空に浮かぶ月のようですね。
フラッシュがあるとテンション上がってしまうのがインク沼の性であった…。
ちなみに裏抜け0なので、ガンガン手帳に使える優秀なインクですね！
三善トモエリバーS
巴川トモエリバーの改良版のトモエリバー。
色はほとんど変わらないんですけど、こっちの方が色濃く出る傾向にありそう。
フラッシュも出ていますが、巴川トモエリバーより濃い黄色のような気がします。
巴川トモエリバーが裏抜けがないのと同じく、こちらも裏抜け0。
バンクペーパー高砂プレミアム
「お前インク間違えただろ」と言われそう。
何なんですかこの色変わりは！
紫色はどこへ行ってしまったのかと疑うレベルで黒い。
むしろ若干緑っぽい。
特徴的な黄色のフラッシュもどこへ行ってしまったのか…。
（もしかして全体がフラッシュしてしまってるのかな？）
これは書いてみないと分からないですね。
裏抜けは全くないです！優秀！
OKフールス
OKフールスだと紫色が濃く出ている傾向がありますね。
（ちょっと写真だと分かりづらいかもしれない）
黄色いフラッシュが抑えられてますね。
「フラッシュが苦手」な人はこの紙で書くのが良いのかも。
個人的にはフラッシュが好きなので微妙なんですけど、知り合いにフラッシュ苦手な人がいたので。
なんか文字が読みづらくて嫌とか言ってました。
裏抜けはぽつぽつとしてしまってます。
点々と出てますので、裏に何か書く人には向いていないかも。
ついでに文字に若干のにじみが出ているので、気になる人は注意。
パスピエクリーム
他に比べると紫色が若干薄めに出ていますね。
ついでに文字の線が他に比べて若干細い気がします。
めちゃくちゃ綺麗に黄色くフラッシュが出ているではありませんか！
しかもとても分かりやすい。
これはワクワクする。
あと、パスピエクリームは裏抜けはありません。いいですね。
コスモエアライト
他の紙より明るめに出てますね。
絵の具で伸ばしたような美しさ。
線の見た目がちょっとヌルッとした感じがあります。（伝わるかな？）
ちょっと写真だと分かりづらいかもしれないんですけど、文字のふちがフラッシュしてますね…！
キラキラと光ってて、とてもゴージャス。
何度も紙を傾けてキラキラと光るふちを眺めて楽しめますね…！
ちなみに裏抜けはありません。
ライトフォース
他の紙に比べて若干渋めの色が出ている印象。
これが本来の『仲秋』の色かもしれない。
ライトフォースに書くとフラッシュしないですね。
良く言えばお手本通りの色が出る、悪く言えば面白みが欠ける。
フラッシュが苦手な人向け、色見本帳向けだと思いますね。
ちなみに裏抜けはありませんでした。
まとめ
『SHIKIORI 仲秋』の特徴を↓にまとめました！
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黄色いフラッシュが出る濃い紫色
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バンクペーパーに書くと色がめちゃくちゃ変わる
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コスモエアライトはふちが黄色くフラッシュする
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OKフールスとライトフォースはフラッシュしない
仲秋を半年以上使っているんですけど、今まで黄色くフラッシュするなんて知らなかったんですよね…
長年暮らしてた家族の秘密がつい最近になって分かった心境と同じ。
こうやって色々な紙に書いてみて、新たな発見をするのがインクの面白さでもありますね。
（あれ、インク沼というより紙沼なのでは…？）
ではでは
