※2022/06/06 更新
ころさんです。
インク徹底レビューシリーズ第2弾。
今回はセーラーインク工房から『123』を紹介します。
※前回のインク徹底レビューはこちら↓
セーラーインク工房シリーズがかなりの数の色があるので、「セーラー100色インク」とも呼ばれたりします。
(ハリーポ〇ターの百味ビーンズと同じノリかと思うんだ)
一見、ただ番号が振られているだけのインクですが…?
実はこのインク、インク沼界ではアツいインクなんですよ…!
かれこれインク沼歴5年以上やっている自分からすると、このインクは危険ですね。
このインクを使い始めたら、誰もがインク沼に沈むと思います。
インク沼に沈みたくない人は、読まない方がいいかもしれないです。
今回はこの謎のキケン(?)なインクを紹介します!
紙によって色が大きく変わる
このインク、紙によって色が大きく変わるんです…!
グラフィーロペーパー
グラフィーロを使うとこのように発色します。
インク瓶に貼られているシールと同じ感じなので、素直に発色してますね。
拡大するとこんな感じ。
ふちに緑色がふわっと乗っている感じが分かります?
紫色のインクから緑が出てくるなんて誰が想像できたのでしょうか…
いやぁー面白いですね!
コスモエアライト
こちらがコスモエアライト。
グラフィーロよりは少し濃い印象ですね。
近くに寄るとこんな感じ。
ふちの部分がうっすら緑がかっていますね。
「グラフィーロと変わらなくね?」と思った方、良い反応ですね…
次の紙の色を見てみてください。
カキモリPAD(OKフールス紙)
驚きのグリーン。
しかも蛍光グリーン。
これ、本当に同じインクを使っています。
何色なんだよ…こいつ…と思わず頭を抱えてしまいそうな位の色変わり。
完全に紫と緑が逆転してますね…
アップするとこんな感じ。
それにしても何色なんだろうか…?
色に名前を付けられないって、初めてですね…
こんな風に色がコロコロ変わることを遊色って言うらしいです。
書いてて楽しいインク
書いている時も面白いですし、乾燥を待っている間も面白いインクですねー
簡単に言えば、書いてて「楽しい!」って思えるインクです!
今までインク沼歴5年以上やってますけど、誰でも書くのが楽しいと思えるようなインクはなかなかないですねー!
インク沼の入り口にもぴったりです。ウェルカムトゥ沼。
紙を厳選して、お気に入りの変色の仕方を探してみるのもアリですね。
フラッシュ具合を比較してみた
↑グラフィーロ
↑コスモエアライト
↑カキモリPAD(OKフールス紙)
フラッシュはほとんどないかな?という印象です。
濃くインクをドバドバ出すと、ほとんど色が変わらないことも分かりますね。
それでもOKフールス紙すごいな…
インクそれぞれに色番号が振ってあるだけ
インクには番号が振ってあるだけで、名前が付いている訳ではないんです。
ただひたすら番号が振ってあるだけ。
とてもシンプルです。
見た目は素朴だけど、実はスゴイやつって感じがたまらない。
そういうところにニヤニヤできる同志諸君は買うべき。
…といっても番号だけで味気ないと思う人もいるので、そういう人は自分なりの名前を付けても良いですね!
インクボトルは小型
インクボトルが小型なので、いっぱい集めたくなりますねー
最近のインクボトルの傾向が小型のボトルのような気がします。
流行に合った形と言えますね。
小型のボトルに無機質に番号が振ってある感じが、まるで実験室の薬品のようですね。
サイエンティスト気分を味わいたい人に刺さりそうなデザインだと思います。
ここが気になる点
どんな色が出るか予測できない
紙によって色が大きく変わっちゃうので、一定の色を安定して出すことができないんですよねー…
このインクの特徴を否定してしまうようなものですが…
「重要部分だからこの色!」という使い方には合わないんですよね…
たとえば手帳に使うのは不向きかもしれませんね。
(こんなこと言っていますが、色が好きなので自分は手帳で使っているんですよね…)
セーラーインクだが、入手難易度は案外高め
知名度も高いセーラーインクの一種なんですが、案外入手難易度高いと感じます。
100色一気に入れないと売る事ができないらしく、なかなかお店で置いてくれないらしいです。
(実はここだけの話、意外に世界堂にあったりするんですよね)
セーラー公式で売っている場所を調べることができますので、気になる方はぜひ。
色が変わるインクは人気なので、売り切れている可能性もあるので注意です。
まとめ
今回紹介したインクのまとめです。
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紙によって色が変わる
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インクに名前がなく、番号があるだけ
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小型のインクボトル
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入手難易度が案外高め
いやぁー良く言えば不思議で、悪く言えば変なインクでしたねー
この記事をここまで読んじゃったあなた。
色が変わるインクが忘れられなくなってしまうのではないでしょうか。
そこが沼の入口ですね…
今後もセーラー100色インクは、色変わりがすごいのを紹介したいと思います。
本当は100色全部やりたいところではありますが、買うお金が…という問題が出てきますからね…
ではでは