※2022/06/19更新
ころさんです。
「赤坂もち」という東京のお菓子を知っていますか?
簡単に説明すると、ジョブズが愛した赤坂にある老舗和菓子屋さんのきな粉もちなんですけど。
「東京のお菓子といえば東京バナナ」しか出てこない人もいると思いますし、東京に住んでいても知らなかったのでこの段階で知らなくても大丈夫です。
実は、赤坂もちには正しい食べ方が存在するんです。
食べ方にちゃんと説明書があるんです。
公式がしっかり「こう食べてくださいね」とわざわざ紙を添えている。
でも、正直分かりづらい。
この記事では赤坂もちの紹介から正しい食べ方まで書いてあります。
食べ方も分かりますし、お土産にふさわしいかの判断にも役に立つと思います。
赤坂もちとは
「赤坂もちとはなんですか?」と言われたら、簡単に言えばきな粉もちです。
名前の通り、赤坂の老舗和菓子屋さんが作っている和菓子です。
「赤坂 青野」というお店が作っている歴史のあるお菓子なんです。
創業120年もあるそうで。
Apple創業者のスティーブジョブスが好んでたあんこのお店だそうです。
※参考書籍がこちら↓
「ITの神様が食べる和菓子を食べてみたいけど、赤坂は遠いよ…」と思う方、ご安心ください。
赤坂に行かないと入手できないと思いきやお取り寄せできちゃいます。現代は良いですね!
赤坂もちの食べ方
ウワサの正しい食べ方の説明書がこれ。
これを見て「なにこれどういう意味だ?」と思う人が多いはず。
簡単に説明するとこんな感じです。
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小さいふろしきをあける
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ビニールをはがす
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中のもちときな粉をふろしきの上に出す
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もちを小さく切ってきな粉をつけて食べる
これが公式が提示している食べ方。
購入したときにちゃんと説明書が付いてくるので大丈夫ですよ!
実際に食べてみた
正しい食べ方で食べてみたんですが、ちょっと貴族気分が味わえた気がします。
おもちをね、ふろしきの上で小さく切ってきな粉を付けて食べるんですよ。
何というか…小さくもちを切る動作が上品な感じがします。
あと、ふろしきにきな粉を出すときの背徳感がすごい。
机の上にきな粉をぶちまける感じ…
悪いことをしているような感覚になりますね…フフフ
きな粉はたっぷり!いっぱいつけても大丈夫です。
香り豊かなきな粉を閉じ込めるためにビニールでパックされています。
開けた瞬間に香ばしいきな粉の香りが漂いました…!
匂いで分かります…「あ、うまいやつだ」ってね。
きな粉自体は甘くないので、「きな粉だけで食べよう!」と考えている人は気をつけてくださいね。
もれなくむせます。
(実際むせました。)
もちの中にくるみが入っている!
赤坂もちの特徴としてもちの中に砕いたくるみが入っています。
主張しすぎない程度の大きさだからこそ、良い食感のアクセントになっています。
このカリカリとした食感が、また楽しませてくれるんですよ…!
黒蜜は付いていない
実は赤坂もちには黒蜜が付いていないんです。
きな粉もちには黒蜜というイメージがあるんですけどね!
最初「これは入れ忘れたかな?」と思ったんですが、もち自体が結構甘いのでわざと付いていないんだと思います。
一緒に入っていた甘くないきな粉を付けると、程よい甘さになるという仕組みです。
なので、きな粉だけ食べたり、もちだけを食べたりするのはやめておいた方が良いですね…
もちは柔らかくて程よく伸びる!
小さく切って食べると、伸びるチーズのように柔らかく伸びていきますね。
本当にほそーく伸びますよ!みょーんっていう感じ。
塊だとそんなに柔らかさを感じないんですが、小さく切っていくと柔らかさに気づきました。
最初もちの塊を見たときに「これ本当に小さく切って食べるの?」って戸惑いました。
本当に切れる?って思いますよ…
いざ切ってみると、程よく小さく切れました。
コツはちまちまと端っこから切っていく感じですかね?
まとめ
今回は赤坂もちを実際に食べてみました。
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ジョブズが愛した赤坂の老舗和菓子屋のきな粉もち
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通販で入手可能
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黒蜜は付いていない
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細かいくるみが入っている
これはうまい。貴族になった気分になれる。
東京に住んでいるにもかかわらず、赤坂もちの存在を知らなかったです…。
これで「東京のおみやげお菓子って何?」と言われたら、赤坂もちって答えられるようになりましたね!
ついでに「ジョブズが愛した和菓子屋のきな粉もちだよ」と、自慢できる。
IT関連の人に贈るなら絶対おすすめ。
アップルの創業者がかつて愛した食べ物についてもっと詳しく知りたい方は、是非『ジョブズの料理人』を読んでみるといいと思いますよ。
ではでは